nayuta ユキニカ 歌詞
朝に溶けて 消ゆ 迷霧(めいむ)
遠く見たような はじまり
じわり 熱い陽光(ひかり)
染みる 私の胸
頭の奥に 留め残る
夏の陽射しみたいなあなた
夢の中でしか話せない私
現実はいつも遠くて
手を伸ばす フリして やめた
覚めるのが怖くて でも
蜃気楼 窓辺に 追いかけて
今日も降りしきる 音すら
見えない
空に溶けて そそぐ
想い こぼれ落ちて
伝う頬にも 止めどなく
季節外れの雪のよう
溶け残る想いだけが
熱に浮かされて
本当(ほんと)は 勇気を出したい
景色を抜け行き あなたへ 駆けてく
灼ける熱さに 任せて 落ちてく
覚めた夢の先で 同じ場所(とこ) 歩くよ
手を伸ばし 陽射しに 触れる
話す声 震えて でも
あなたの瞳(め) 私が 映り込む
明日に降りしきる 言の葉
繋いだ手 溶けてゆく